ロケーションと提供スピードに注力

時期:2008年8月〜 2011年3月

役職:店舗開発本部長 執行役員

当時は売上が順調に伸びて2009年には最高利益を計上した時でした。直営店からフランチャイズに強く移行しておりドライブスルー比率を高め効率の良い店舗運営出来る店舗をO/O(オーナーオペレーター)の皆さんに提供しなければなりません。店舗開発の仕事は会社のエンジンですから店舗を作って売上を伸ばす。その為には年間目標として新店舗オープン80店、リモデル240店を目指して常にメンバーは頑張っていました。

その当時はプロジェクトNinjaという閉店のプロジェクトも動いておりマネジメントが多岐に渡りました。部門毎のKPIがあるのでお互いがそれをコミットしながら会社は動いていきます。別のプロジェクトではカフェプロジェクトがあり、新しいデザインも動いていました。私が入社した当時はアメリカンデザインがメインでしたが後にエッジというオーストラリアのデザインに移行していきました。

店舗はただオープンすれば良いのではなく各都市の当社の規格にあったベストなロケーションを確保し、しかも売上が最大限確保出来る物件でなければなりません。ドライブスルーを最大限効率良く使う為に今までのシングルレーンからサイドバイサイド(ダブルレーン)に変更されて行きます。その為には土地の形と大きさが非常に重要になります。

当社では提供スピードが重要ですので併せてキッチンの容量も確保しなければなりません。キッチンにあるメイドフォー・ユーの大きさは巨大であることと大切なフライヤーの容量の確保も必要になります。勿論その他グリルやカウンター、倉庫を入れると巨大になっていきます。新しいメニューを効率良く展開する為にもO/Oさんの協力が必要で小さい店舗では拡張のためのリモデルも必要になります。その交渉や店舗改装にについては幸い日頃からそれぞれの担当部署で相互理解を得ていましたのでスムーズに運べました。

当社が素晴らしいのは世界中で展開しておりそのノウハウが沢山蓄積されていることです。それらを全ての部門が活用しており素晴らしい運営をしています。これは他社ではマネの出来ない財産だと思います。

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